英文を読む練習(受動態、不定詞の副詞的用法)

英文とその難易度です。
Nobuyuki was surprised to hear that.

★★★☆☆
※★が多いほど難しい英文

英文法の解説(受動態)

いわゆる「受け身」です。「される」という意味を表すのが「受動態」です。 主語が、他の人や物に何かを「される」ことを表したいときに使います。 英語では「主語+be動詞+動詞の過去分詞形」という形で表します。 まずは「be動詞+過去分詞」なら受け身!と覚えておくと良いでしょう! そして、主語に動詞のことをする「意味上の主語」は、 文の最後に「by 」の形で表すことが多いです。

英文法の解説(受動態を使った熟語)

受動態の文では、意味上の主語は「by+人」で表すことが多いですが、 by以外の前置詞を使うこともあります。 これらは熟語として覚えるのが普通です。 中学レベルの代表例には以下のようなものがあります。

・be interested in(に興味がある)
・be surprised at(に驚く)
・be tired(疲れている)
・be born(生まれた)

下2つは「受動態」とは意識せずに使っている人も多いですが、 実は「be動詞+過去分詞」ですよ!

英文法の解説(不定詞の副詞的用法の意味と使い方)

不定詞はいろいろな意味になりますが、「するために」「して」のような意味に なる場合を、不定詞の「副詞的用法」といいます。 「するために」なので、主に動詞を修飾して副詞のはたらきをする。というわけです。 副詞のはたらきをするので、不定詞の副詞的用法は、動詞の修飾語などになります。

英文の解説(文の要素)

Nobuyuki was surprised to hear that.

主語(S)・・・Nobuyuki(あなたの父は)
動詞(V)・・・was(でした)
補語(C)・・・surprised(驚いて)
修飾語(M)・・・to hear that(それを聞いて)

修飾語は文型に影響しないので、この英文の文型は「SVC」となります。

英文の解説(品詞分解)

Nobuyuki  was    surprised      to hear that.
固有名詞 be動詞 形容詞(動詞の過去分詞) 不定詞 代名詞

解説と和訳

SVCの文型の英文は「SはCである」という内容を表します。 今回の英文では、Sは「Nobuyuki」で、be動詞は過去形、Cは「surprised」です。 修飾語は「to hear」なので・・・ ★「ノブユキはそれを聞いて驚きました」 という意味になります。

「みんなの英語塾」のトップページ