動名詞と不定詞、現在分詞の使い分け

動名詞と不定詞、現在分詞は、意味も用法も似ているところがあり、区別が比較的難しいです。 区別が難しいからこそ、文法の問題でも問われやすいです。
まずはこのページの解説を読んで、同じところと違うところをしっかり把握していきましょう!

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もくじ

◆ 〜ingは現在分詞

◆ 動名詞と現在分詞

◆ 動名詞と不定詞


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〜ingは現在分詞

「動詞の〜ing」の形は、動名詞の他に、現在分詞形があります。

「現在分詞形」という用語はあまりなじみがない人も多いと思いますが、実は進行形では現在分詞形を使っています。
進行形は「be動詞+〜ing」ですね。この「〜ing」は、現在分詞形です。

現在分詞形の「〜ing」は、基本的に「〜している」という意味を表します。
だから進行形では「〜ing」を使うのです。


動名詞と現在分詞

「現在分詞は〜ingだけど、動名詞も〜ingだよね。区別できないよなぁ。」なんて思った人もいると思います。
その通りです。単語1個だけでは区別できません。

・現在分詞は「〜している」という意味で、形容詞の働きをする。
・動名詞は「〜すること」という意味で、名詞の働きをする。

というのが基本的な性質です。
中学レベルでは、文法的に用法を区別するより、文脈から判断するのがよいと思います。

現在分詞:She is singing a song. (彼女は歌を歌っています)
→「歌っています」という意味で、進行している様子なので、現在分詞形

動名詞:Her hobby is singing. (彼女の趣味は歌を歌うことです)
→「歌うこと」という意味で、名詞の働きになっているので、動名詞


動名詞と不定詞

動名詞と不定詞の名詞的用法は、どちらも「〜すること」という意味だから、違いがわからないな〜・・・なんて思う人もいるかも知れません。
実際に、入れ替えてもほとんど変わらない場合もありますし、その区別は少し難しいといえると思います。

学校英語では、いくつかの単語を「動名詞しかとらない」とか「不定詞しかとらない」とか覚えることになっていますが、基本的なイメージを掴めば、考えれば大抵はわかるようになります。

動名詞:現在や過去の内容
不定詞:未来の内容

このように理解しておけば大丈夫です。

I like playing soccer. →動名詞なので、日頃好んでしていることを表す。
I like to play soccer. →不定詞なので、これからやりたいことを表す。

likeの場合は、過去の話も現在の話も未来の話にも使えるので、動名詞も不定詞もどちらも使うことができます。

「動名詞しかとらない」動詞は、その動詞自体の意味が、現在や過去の話になる。
I enjoyed playing soccer. (私はサッカーをすることを楽しみました)

「不定詞しかとらない」動詞は、その動詞自体の意味が、未来の話になる。
I hope to play soccer. (私はサッカーをすることを願っています)

enjoyは「楽しむ」なので、現在や過去の内容について使います。
hopeは「願う」なので、未来の内容について使います。

このように考えれば、初めて見る単語でも、動名詞と不定詞のどちらを使うのが適切かわかるようになるはずですよ!


まとめ

・動名詞は「〜ing」の形で、「〜すること」の意味になり、名詞のはたらきをする
・現在分詞は「〜ing」の形で、「〜している」の意味になり、形容詞のはたらきをする
・不定詞の名詞的用法は「to+動詞の原形」の形で、「〜すること」の意味になり、名詞のはたらきをする
・動名詞は主に現在や過去の内容、不定詞は主に未来の内容を表す


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