受け身の文の否定文・疑問文

受け身の文には必ずbe動詞が入るので、基本的な否定文・疑問文のやり方は簡単です。
これだけで「ああ!なるほど!」とわかってしまった人も多いと思いますが、念のため解説も読んでみてくださいね!


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もくじ

◆ 「受動態」とは?

◆ 受動態の文の否定文

◆ 受動態の文の疑問文

◆ 受動態の文の否定文・疑問文の例文


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「受動態」とは?

「受け身の基本的な表現」のページでも掲載しましたが、念のためここでも説明しておきます。

受動態は「〜される」という意味を表します。
主語が、他の人や物に何かを「される」ことを表したいときに使います。

英語では「主語+be動詞+動詞の過去分詞形」という形で表します。
まずは「be動詞+過去分詞」なら受け身!と覚えておくと良いでしょう!

そして、主語に動詞のことをする「意味上の主語」は、文の最後に"by 〜"の形で表すことが多いです。


受動態の文の否定文

受動態は「be動詞+過去分詞」の形になります。必ずbe動詞が入るので、否定文の方法はbe動詞がある文のやり方と全く同じです。
つまり、

be動詞の直後にnotを入れる。

これだけで、受動態の文の否定文ができてしまいます。

「〜されません」「〜されませんでした」などの意味になります。


受動態の文の疑問文

受動態は「be動詞+過去分詞」の形になります。必ずbe動詞が入るので、疑問文の方法はbe動詞がある文のやり方と全く同じです。
つまり、

be動詞を主語の前に移動し、最後に?をつける。

これだけで、受動態の文の疑問文ができてしまいます。

「〜されますか」「〜されましたか」などの意味になります。

答え方も、普通のbe動詞の文と同じやり方になります。


受動態の文の否定文・疑問文の例文

ここでは、受け身の肯定文を否定文・疑問文に直してみます。

a.English is spoken by me. (英語は私に話されます)
否定文→ English isn't spoken by me. (英語は私に話されません)
疑問文→ Is English spoken by me? (英語は私に話されますか)
答え方→ Yes, it is. / No, it isn't.


b.English was spoken by me. (英語は私に話されました)
否定文→ English wasn't spoken by me. (英語は私に話されませんでした)
疑問文→ Was English spoken by me? (英語は私に話されましたか)
答え方→ Yes, it was. / No, it wasn't.


c.English will be spoken by me. (英語は私に話されるでしょう)
否定文→ English will not(won't) be spoken by me. (英語は私に話されないでしょう)
疑問文→ Will English be spoken by me? (英語は私に話されるでしょうか)
答え方→ Yes, it will. / No, it will not(won').

cは未来の内容なので、助動詞willを入れました。
助動詞があるときは、be動詞よりも助動詞を優先して文を変形します。


まとめ

・受け身は「〜される」で、英語では「be動詞+過去分詞」
・受け身の文の否定文は、be動詞の直後にnotを入れるだけ
・受け身の文の疑問文は、be動詞を文の最初に移動し、最後に?をつけるだけ
・答え方も、普通のbe動詞の文と同じ


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