勉強で挫折してしまうのは、教材を買ってすぐに勉強するため

教材を買うと、すぐに勉強したくなると思いますが、私は、いきなり勉強しません。これから長く続く勉強に挫折しないような「工夫」をします。というわけで、ここでは教材を買った後、私がしている工夫について説明します。

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教材の山を「眺め」続ける

購入した教材のすべてを、部屋の目立つ位置に、山積みします。
合格するために必要だと思われる教材を「一度」に買うので、大量の教材が山積みされることになると思います。それを見ると、はじめは「うっ!」とくることでしょう。はじめはそれでいいのです。そこから、毎日、山積みされた教材を見ながら、「この教材をすべて勉強すえば、合格できる」「これさえ勉強すれば、合格して、出世できる」などと思い続けるのです。
毎日、思い続けていると、そのうち、その気になる時がきますが、そこで、はじめて勉強を開始します。正確には、まずは「時間管理」をします。

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合格に必要な時間を調べて理論40%、演習60%に時間配分する

モチベーションが高まれば、まずは「時間管理」をします。
何に、どのくらいの時間をかけて勉強するのかを決めるのです。
では、具体的に、何に、どのくらい時間をかけて勉強するのでしょうか。

まずは、合格するのに必要な時間を調べます。
何を見ればそのような情報を入手できるのでしょうか。
それは、資格の学校のウェブサイトや資料、合格体験談が掲載されている書籍などです。
特に、受験生が多い資格だと、資格の学校のウェブサイトや資料を見るだけで、「この資格を取得するには、総計200時間の勉強が必要」などのような時間が、すぐにわかります。なお、この勉強時間は、もちろん、「目安」なので、それほど信用性がある数値ではありませんが、ザックリ勉強する計画を立てる上の目安になります。

その時間、つまり合格に必要な時間を理論と演習に振り分けます。
具体的には、勉強時間(総計)を理論に40%、演習に60%の時間にわけます。
たとえば、簿記2級を取得するためには200時間の勉強時間(総計)が必要だったとします。その200時間を、私は、なぜそのように仕訳(数学でいう公式のようなもの)をするのか、理解するのに40%の時間、つまり200時間×40%=80時間をかけて、残り60%の時間、つまり200時間×60%=120時間で、その仕訳を使って、ひたすら練習問題を解きます。なお、理解するときは、わからなくてもOKです。とにかく、計画通り読み進めて、演習を開始します。

一度選んだ教材は簡単には変えない

合格するのに必要と思われる教材すべて購入したと思います。
実際に、教材を使っているうちに「他の教材も必要じゃないのかな・・・」と不安になるかもしれませんが、一度、選んだ教材は、よほどのことがない限り、追加せず、購入した数冊の今日座を完全に理解できるように努めます。

リラックスしながら、勉強の計画表を考える

「理論」と「演習」の時間設定ができれば、次は「計画表」を作成します。
計画表といっても、堅苦しいものではありません。教材をパラパラとめくりながら、「この教材は何時間で仕上げよう」といった感じで、勉強時間を計算して、紙もしくは教材に書いておくだけです。余裕があれば、章ごとに時間を決めても良いでしょう。なお、この「教材をパラパラめくる」という行為は、脳に全体像をインプットする役割も果たしますので、重要ですので、是非、計画を立ててみましょう。

なお、計画を立てる時、注意すべきことがあります。
それは、目標達成をイメージしながら、あくまで楽しみながら、計画を立てることです。というのも、医学的には、楽しく、リラックスした状態で行う時、脳からアルファ波が出て、潜在意識に知識を取り込みやすくなると言われているためです。だから、合格した後の姿をイメージしながら、計画を立てましょう。

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